無意識を生かして知識を増やす「漢字ゲーム」
臨床心理学の研究は、1975(R50)年に先輩教師からその存在を教えられた直後に関連著書を入手したことからです。この「治療的カウンセリング」の手法を教える学会は、この年の5月に第一回大会を東京大学で開催しています。
基本的には無意識への働きかけにより、通常の意識を変えることにあります。
このことを通常の教科学習や学力向上に生かせないかと考えて生まれたのが「漢字学習用カード」ゲームであり、これは発明工夫展で1977(R52)年には高山市長賞、1978(R53)年には岐阜県産業教育振興会長賞(表彰者:県知事)、1979(R54 )には全日本教職員発明展で入選(表彰者:発明協会会長、ソニー社長)しました。
「漢字学習用カード」ゲームを、赴任先のドイツ国ヂュッセルドルフ日本人学校中学部で使用し楽しませながら国語学習を進めた結果、通常は海外の児童は、学力テストをしても日本語と接する機会が少ないので国語科の成績が五教科の中で一番低いのですが、国語の偏差値が60.以上になり、理科・社会を抜く成績で現地採用の教員を驚かせました。
この時の英語の偏差値は、67,5
(平均点は、91,8点)でした。
偏差値65以上は、5段階評価で「5」をつける成績であり、希望すれば誰もが入校できる学校でありながら、偏差値の高さが国内トッブ校並みに向上したことで保護者や子ども達からの深い信頼につながりました。
「漢字学習用カード」ゲームは、教育関連施設に無料で贈呈する活動をしています。
地元に無償提供したいのですが、現在地元への無償提供は一施設のみです。
むげん心理療法研究所
ご連絡は、090-7436-9497