｢呼吸法｣は、ヨーガや宗教またはその宗派によって異なります。
これは、｢いつ・どこで・なんのために｣という活用のされる場と、そこから生じる目的の違いなどから生じているもので、活用する者としては、それぞれの目的を知り、上手に活用すれば良いと思います。
　当所は、心や身体の改善に呼吸法を活用するという目的から、学術的にも確認されている息を吐くときには、副交感神経(リラックスさせ、末梢血流も良くする)が働き、息を吸うときには、交感神経(緊張)が働くということを根幹にしています。
　もっとも重視していることは、副交感神経を働かせることです。なぜなら、不安やストレスを抱える人は交感神経が働き、末梢血流が悪くなっていて、体内の末端まで酸素も免疫や栄養も様々なホルモンまで行き届かなくなり、これがまず体調の悪化を招き、心の不調につながっていくからです。そのため、副交感神経を優位にし、末梢血管を広げて体調を改善し、気分を楽にしていきます。
　実際に心身を改善させるためには、知識だけではなく日常でも意識化させて実践できる平易で効果的な方法を開発し指導できなければなりません。それを追究してきたことが、当所の特色です。
地道な研究の積み重ねがあって、現在の当所があります。
むげん心理療法研究所
ご連絡は、090-7436-9497