2023(R5)年の自殺者は、小中高校生に目を向けますと、小学生は13人、中学生は152人、高校生は342人、成人を含めると21,818人だったそうです。本人や周囲の方々の悲しみや苦しみを推察するとき、心理学者としてなんとか回避できなかったかとも思うのです。
　自殺者の回避については、周囲は聞く耳を持つ・寄り添うなど、色々と考えられますが、私の知識と経験では、不安やストレスで情緒が不安定になり、未来が絶望的なイメージにつながって、それが抑えきれないほど過大化したときに自殺に至るように思います。
　であるならば、不安やストレスを軽減し、困難を克服して自信を取り戻すイメージトレーニングは、心理療法での得意技であり、自殺防止に大きな効果をあげると思うのです。
　このような技量を持つ心理職が極めて少ない現状ですので、このままでは自殺者の減少はあまり期待できません。したがって意欲のある方には基本的な対処法をお教えしたいと思います。さらには、当所同様の対応ができる人を増やすことが、大きく社会貢献につながると思いますので、そこまで学ぶ意欲を持った方に出会って指導できれば、嬉しく思います。
説明会は、心理療法の力量を世間に知らしめる機会になると思います。
むげん心理療法研究所
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